ロボットの心

http://blog.so-net.ne.jp/y-yosuke_blog/2006-03-28

しかし,完全義体化により生身の人間にもたらされる脅威の多くは排除されるのである.脳と脊髄の一部の寿命を除けばその他は不死に近い.インフルエンザウィルスなどは取るに足らず.ガンにもならない.犯罪者が現れて身体を切りつけようが撃とうが大した問題ではない.テロリストが毒ガスを撒いても関係ない.その上草薙素子は子供の頃から完全義体である.それでも生身の人間と同じような善悪の基準,倫理観,価値観を持ちうるだろうか...程度は想像できないが,たぶん違うものと考えられる.(ひとまずどうでしょう...)

おもしろい。

死を恐れるのは、死そのものではなく、死に至る過程に対する恐怖だと、小説のキャラクタが言っていた。体が傷つくことに対する恐怖がないとすれば、死は怖くないといえる。

何故、人を傷つけたり殺してはいけないのか。それを許すと自分が傷つけられる可能性が高くなるからと考えると、傷つくことに恐怖がないロボットは他を傷つけてもいいという感覚を持つかもしれない。

とか、考えてみたり。